ボカロの調教って、実際どこいじる?

今日はボカロの調教の話。この前、ボカリスを導入した話書きましたが、ボカリスない場合はどこをいじればええノン?という部分について書いてみます。

私はパラメーター操作は得意ではない、と宣言しておきます!ので、O型らしい、ダイナミックかつアバウトに思うことを書いてみます。ただ生声をいじってきた人間として、声の特性はある程度把握しているつもりなので、その辺も念頭に入れつつ。
とは言うものの、拘りだせばきりがない世界。
個人的意見ですが、「あきらめが肝心」です。神調教はその道の人に任せばよい。餅は餅屋。僕らはサトウの切り餅を買いましょうぞ。

正直V2→V4Xへジャンプアップした私からしたら、ベタ打ちで十分聞けるものになると思ってます。むしろ機械が歌ってるんだから、そこが魅力!と割り切る姿勢は必要だと思いますが、最低限の事から書きますと、

①ベタ打ちし、歌詞を入力。
②自分が鼻歌で歌ってみながら打ち込む宜し。その時に「た↑あ~♪」みたいに、コブシ聞かせてしゃくるような部分あれば、音符の頭を16分音符分、半音、または1音下にずらす。続く音は母音のみで。16分でもくどいようなら、32分でも良いけれど、8分音符までいくとちょっとくどい感じします。
③ビブラートはデフォルトでついてくるままでもよいが、アップテンポな曲であれば、fast辺りのほうが聞き映えするかも?バラードならnormalで充分。

まあ上記3点入れたら、突っ込まれないくらいの出来上がりにはなるはずです。
「し」が「ち」に聞こえたりは、「んーもー、ミクさんたら、お・こ・ちゃ・ま!」くらいの気持ちで、許してあげるような広い心を持った大人でいてあげてください。
あえてダイナミックに触れなかったのは、どうせ後々コンプをがっつり掛ける事になるので、微妙な音量差などほぼ無意味になるからです。ボカロはがっつりコンプ掛けたほうが良い!とか言われているし、割り切ってもいいのではないかと。ただやはりニュアンスが欲しい人は後ほど。

ここから先は、もう少しいじりたい人向け。
ただし完全自己満足の世界になるので注意してください。これ以上掘り下げても、結局餅屋には勝てません。高確率で返り討ちにあいます。たくさんキズ薬を用意して、取り掛かりましょう。

あくまで上記①~③を済ませた後の設定です。

④声を100%定めた音から発声できる人間は恐らく存在していません。音は必ずしゃくります。なのでピッチベントを使います。派手目に使うのは音節の頭と、低い音から高い音に急に上がるような部分です。確かPBSのデフォルト設定値はかなり小さいので、5辺りまで上げておいてオッケーです。耳で聞きながら、歌いだしの音にラインツールでしゃくりを書いていきましょう。②で施してある部分は、いじらなくてもオッケーです。ピッチベントで上手くいかないなら、②に立ち返り、頭を32分音符分下げてしゃくるのも手です。要は聞いて良い感じになるように仕立てていきます。
もっともっとリアルさが欲しい!という欲張りさんは、鉛筆ツールでセンターラインを右方向になぞりましょう。マウスのマニュアル操作なら意図せずブレるので、程よい音程の不安定さが出ます。マウスできれいに直線を描けてしまう、という奇特な方は、どうぞ震えてください。
ここぞ、というシャウト部分などは大げさに手書きで音程を描いてやってもいいです。ビブラート、語尾のしゃくりあげなど、ぐにゃぐにゃラインを描けば、面白い効果が出る事あります。しゃべらせたい部分などにも効果的です。

⑤ダイナミクスをいじります。
・音ってやつは、パッと立ち上がって、緩やかに減衰していきます。基本、声も楽器と同じで、そのようにラインを描いていけばよいです。ちょうどひらがなの「へ」の字型になるようなイメージです。
・歯切れが悪い、スタッカート部分はダイナミクスを比較的、急激に下げることによってナチュラルに演出できます。音符を短く設定して、スタッカートを表現しようとすると、どうしても不自然に切れる時があるので、音符を少し長めにし、ダイナミクスで切ってあげるときれいに聞こえるようになります。あくまで匙加減なので、頑張ってよいところを見つけてください。後、最後にブレスを重ねますが、だらしなく聞こえていたところも、ブレスを入れることによって締まります。ブレスは「タイムストレッチしてサイズ変更」で(cubaseの場合)、ザクザクおいていきます。

ここまで調教すれば、もうほぼ文句言われることも無いと思います。
ベロシティだとか、アタック、ディケイは基本、いじらないで良いと思っています。どうしても不自然に感じるなら、いじり倒してください。私は面倒なのでしません。

最後に、ブライトネスやクリアネスをいじらなかった訳。
サビをパッと抜けるようにしたい、パンチが欲しいなら、サビ部分だけ別トラックにコピーを作り、加工して、元トラックに重ねれば良いし、そのほうが最後の姿を見ながら調整取りやすいと思うからです。
時々によりますが、元ボーカルがORIGINALであれば、SOFT、DARK、SOLIDのいずれかでサビを書き出して合わせるのも一手です。コーラスなどは原則、この手法を使っていますが、ダブルボーカル用途でももちろん問題ないと思います。
コーラスは基本、あまり癖のない、柔らかい歌い方が合わせやすいので、上記で作ったしゃくりはカット、SOFT、DARK辺りの音源で作るのがはまり良いかな?と思っています。

個人的調教メモでした!




スポンサーサイト

テーマ : ボーカロイド
ジャンル : 音楽

コメント

Secret

プロフィール

X-Plorez

Author:X-Plorez
★ユニット簡介
「えくすぷろれ」と言います。いわゆるしがないボカロPです。
代表作:Mikunologieとか。

★X-Plorezの中の人たち
【りお】詞、曲、編曲、うた。
【こう】ミックス、マスタリング。
【アイラ】イラスト、動画制作。

★連絡はこちらから★
(´・ω・)ノ★*゚*メールダヨ*゚*☆

カウンター
X-Plorez楽曲一覧
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク