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アレンジ、打ち込み作業(デジタル系楽曲編)

一番おいしいところは最後に食べるRIOです。
ここまで編曲作業について書いてきましたが、一番フリーダムで且つ、楽しいデジタル系楽曲の話に移ります。
一番書くことが多そうで、書くことも無いのが、これ、デジタル系楽曲です。
とにかく作曲作業はほとんど後付けでよいかもしれません。編曲作業、打ち込み作業がうまくいけば、あとはおまけで作曲がついてくる!というイメージでしょうか。逆にこちらのほうが良いメロディが出来たりするケース多いです、なぜなのか。

イントロ編で書かせて頂いた如く、かっこいい1-2小節が出来れば、勝ったも同然です。
ひたすらそこに肉付けをしたり、肉を削ったり、かっこいいギミックを挟んだり、という作業で、一曲が完成します。
決してさぼってるのではなく、それが正しい形だと信じています。ただ日本的に言えば、それがカッコよいトラックになるかどうかは、ボーカルメロディで決まってしまうので、売れたい方はまじめに読まないでくださいね。ちなみにコード進行を華やかに展開するなどと、力まないほうが良いです。曲の展開はメロディと音源の差し引きで取る意識で良いと思います。個人的経験として、コード感を意識しすぎると、ベタっとしたアレンジになりがちです。縦に広げる意識で、コードの白玉は最小限に!

とにかく2小節作りましょう。なんでもありです。やり方はイントロ篇を参照してください。
追加で以下のようなアプローチも有効です。

・ドラムのループを2種類、貼って合わせます。案外かっこいいグルーブが生まれることがあります。
・ベースはとにかく、16分音符で設定キー辺りでランダムに打ち込んでみる。頭飛ばして裏拍入れるとか、8分のシャッフル的な要素も意識です。何回か聞いてみると、なにかピンとくる部分が出てきますから、不自然な場所をいじってカッコよくなるまでいじります。あとは満足いくまで音源を入れ替えてみます。たまに、フレーズ考えて打ち込んだ→間違えてた→再生したら、こっちのほうがかっこいいやんけ!みたいなの、あります。
・アルペジエータを重ねてみます。最近のはプリセットが優れてますから、プリセットで探せば十分です。きっとかっこいい+ベースラインとも相性の良いものが見つかります。

要は頭で考えて、1から制作しようと力まないで良いです。素材を組み合わせているうちに、カッコイイグルーブが生まれます、たぶん。

ただしこれには一つ制約がありまして。もちろん「お金」が掛かるということです。素材の持ち駒=バリエーションに近い状態になるので、自分をインスパイアするのに、それなりの投資が必要となります。素材を買うとたくさんのwavやループ音源が入っていますが、悲しいかな、好きでないものは最後まで使われない運命にあります。それでも新しい音源にはインスパイアされてしまうので、ついつい手が出てしまいます。
もちろん新しい音源を買わなくても、既存のものをうまく組み合わせて新しいものを作り上げていく達人たちもいますから、これはあくまでもう気持ちの問題でしょうね。

恐らくこの世界でもっとも重要なのは、キックとベース音です。
この二つがトラックのカッコよさの7割を占めていると思います(*言いすぎました。ジャンルによりけりかもです)。
ただやはりベースは大事で音は妥協しないほうが良いです。ループのドラムでは全部が組み込まれているケースが大半ですから、特にキックに拘るなら、キック専用のトラックも作ってください。ループのほうはLOW CUTしてもいいし、サイドチェーンなど使うのなら、どのみち専用トラックが必要になります。

デジタル系楽曲ならではの進化があります。それらをギミックとして使っていくことにより、曲中での意外性を付与していきます。特に平坦になりがちなEDM系では、このギミックが大変功を奏します。以下、特に近年使われ倒している小技。

1.ケロケロ補正
 今や聞いたことがない人がいないほど、広く知れ渡るピッチ補正過激版です。人間の声の波形を直角、直線に曲げるもので、声のしゃくり箇所などが直角になると、ケロっと聞こえます。意図的にオリジナル音源から音程を変えるなどすれば、更に強い効果が体感できます。オートチューン、メロダインに加え、最近はDAW付属のプラグインも充実していて、誰でも簡単にできるようになりました。昔はこれどうやってるの?とネットで情報集めをしたものです。

2.カットアップ
 こちらはWAV素材を切り刻んで、audioにはっつけていく手法です。いわゆる昔で言うところのサンプリングに近いものでしょうか。昔はこんなことしようものならプチノイズはいったり、不自然につながったり、ろくなことはなかったですが、いろいろ進化したし、最近はDAWでの作業も簡単です。特にボーカル素材でのカットアップはかっこいいですよね。

3.テープストップ
 最近は洋楽でよく耳にします。単純にかっこいいです。これごとループに入れ込んじゃうなんて高等テクニックも渋い!無償のプラグインなんかもあるので、マスタートラックにはめてみても面白いです。CUBASEでもLoop mash FXに機能付いています。

4.サイドチェーン
 もともと音圧を上げるために使われるもの、という認識ですが、これを逆手にとってシンセやベースに大きなうねりを作る、という面白いギミックです。ボーカルにまで掛ける人たちもいて、あれはちょっと聞きにくいな、と当時は思ったりもしました。

こちらの世界はこういった革新を求めて、新たなギミックが開発されていきます。ボコーダーなど昔からある手法に加えて、面白いバリエーションが存在しますから、そういうのを楽曲に取り入れていくだけで楽しいですよ。

なんだかんだでつらつらと書きましたが、まあ、あれですよ。覚えるよりいじったほうが早い世界です。
多分考えすぎても良くない世界で、いろいろいじってみて、いいもんできたー!、って喜ぶのが正解だと思います。
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テーマ : ボーカロイド
ジャンル : 音楽

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「えくすぷろれ」と言います。いわゆるしがないボカロPです。
代表作:Mikunologieとか。

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【アイラ】イラスト、動画制作。

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