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アレンジ、打ち込み作業(生音系アレンジ編)

昨日に引き続き、アレンジやら打ち込み周りの事を書いていきます。
ここら辺に来るとかなりやり方に個人差もあるので、参考程度になれば幸いです。まず今回は生音系楽曲のアレンジから!

アレンジは昨日書いたように、使用音源の方向決めから始めます。
1.生音っぽいバンドアレンジか、2.シンセメインのデジタル音源主体なのか、です。もちろん中間地点もあるのですが、自分の中では生系ドラムにディストーションリフのギターが入ったものは、生音アレンジに分類してます(あくまで心情的に)。

おおきな規則はないですが、ハウスとかEDM系はあまりコード進行の激しい曲とは相性悪い気がします。
特に日本的なJ-POP曲はコード進行、メロディの組み立てがドラマティックに進む(刻々と変化する)ケースが多く、平坦なループが多いハウスアレンジでは、どうも盛り上がらない。J-POP→盛り上げる、ハウス→ループって感じで、メロディやコードから、大まかに答えは見えてきます。なので、どちらかの曲を作りたい、と最初からイメージあるならば、既に作曲段階からアプローチが異なります。

1.生音アレンジ(ドラム編)
メロディ、コード進行先行型です。多くの場合、アレンジはドラム、ベース打ち込みから始めます。まずは1コーラスです。
生ドラムならBFD2メインです。前の記事ともかぶりますが、最近はグルーブを使うことが多いです。やはりドラマーではないので、実際にプロが叩いているノリをそのままタイムラインに出してもらえるのは、すごくうれしいです。
最近ではランダマイズ機能やスイングもDAWでいじれるので、昔みたいな完全打ち込みのカッコ悪さはだいぶん改善されたと思います(チープな雰囲気を出したいなら勿論それもそれでありですが、急に80年代臭くなりますよね)。
グルーブは追加でも色々購入しています。やはり基本のPOP、ROCKに使うことが多いので、エッセンシャル的なグルーブ集がおすすめです。むしろメタルとか一生使わない気がするので、たくさん入っててももったいない気がしますね。JAZZ的なアレは意外と間奏やBメロ辺りでも使いどころはあります。

そんなわけでグルーブ探しの旅です。ある程度気に入ったパターンを即したテンポのカテゴリから探し、DAWに落とし込みますが、残念ながら貼っただけでは済まないケースが多いです。
特に最近の楽曲の傾向として、ドラムはガンガンにフィル→ブレークとか入れてきますから、曲に即したフレージングが必要です。そんでグルーブ入れてしまうと当然クオンタイズされてませんから、手直し部分もずらさないといけない。というかスナップを外して作り変える作業が出てきます。慣れないと非常に面倒です。というかむしろランダマイズで良くね?ってレベルですが。
もうひとつ、グルーブの難点は、グルーブごとにキットのベロシティバランスが異なっていることですね。ここら辺も修正手間です。

まあ細かい部分はさておき、ある程度グルーブはめていった段階で、ベースも乗せていきます。
こっちは楽しいです。もともとギター弾きですが、やっぱり動くベースは好きです。ここからは逆にベースのかっこいいフレーズを中心に軸を決めていくため、予定のコードが変わる事も多々あります。個人的には半音を挟んだブルース的なフレーズが好きで、これを入れると途端におっさん臭がします。ところどころに16分裏の音を入れることによって、ファンキーさというか、ノリが出る感じします。もちろん曲によってですけど。
ベースは基本TRILIANです。実は昨日MASSIVEも購入しましたので、今後は使うかも。TRILIANは生音もリアルですが、デジタル系も意外といけます。昔は実際に演奏したりしてましたけど、今はほとんどTRILIANで賄ってます。いずれにしても生音系楽曲は音選びにはさして時間かけません。どちらかというとその時間を、フレージングやノリを出すために割いている感じ。

ここまでくると上物か、と思うでしょうが、おすすめ手順はボーカルトラックを乗せる、です。
コードはテンションで何とかなるケースもありますが、主メロとベースがかみ合っていないのは致命傷です。よくある事ですが、ベースのフレーズ作りに興じていると、主メロから離れていってしまう事がありますので、ボーカルを乗せることにより、歩み寄りをします。ちなみにボカキューはこのアレンジ作業手順には非常に適しています。

この後はコードトラック的な意味も込めて、ストリングパッドかピアノ系のコードを打ち込みます。ここで上記で作った骨組みに、更に細かいコードのテンションのはまり具合を確認していきます。このトラックを最終的に使うか使わないかは分かりませんが、サビで裏に薄く入れて厚みを出すために再利用することはよくあります。使わないものの為に、と考えるよりは、今後のアレンジの為のコピペ基礎、とでも考えるとよいと思います。

さてさて、生音系のアレンジですと、基本使う音はおのずと決まってきます。
ピアノ、ストリングス、ギターですね。

・ピアノ:鍵盤楽器を習わなかったので、難しいです。コツコツ打ち込むしかないです。Dメロなんかのピアノ+ボーカル的な伴奏はいいですが、バッキングはどうしていいのやら。私はフレージングより、伴奏に徹した感じでコード弾きを入れます。フレージングはベル系シンセや相性次第で、デジタルシンセに譲ります。

・ストリングス:バッキングのストリングパッドは別として、単音引きはむやみには入れないですが、後半から派手に足していきます。理想は3本以上ですが、ミックスやPC能力を考えて2-3本です。VIENNAを使用してますが、orchestral stringsを単音で使うことが多いです。主張ある音を芯に出したいときは、Solo stringを1本入れたり。時にはエクスプレッションマップも使用します。
あくまでオケを盛り上げる目的であれば、音はあまり動かさないほうが良いです。2小節同音をを伸ばし続けるとかザラです。が、下の音を2分で動かすなどで、薄い変化をつけていきます。小節後半にてギミック的に使用する、またはイントロのメインフレーズに使う場合などは、埋もれないよう歯切れよく、または上昇下降を意識してフレーズ作成します。

・ギター:私は元々ギター弾きなので、ソフト音源はほとんど使いません。一応持ってますが、やはり生音が良いです。ただ時間、セッティングの都合もあるので、原則、決めたことしかできない、という制約がついてきます。ソフト音源なら、後々気に入らなかったら、簡単に打ち変えれるのですが、生音はそうはいきません。できなくはないのだろうけど、空気感が変わってしまうので、避けたいです。

録音はコンパクトのSANS AMP一本です。心がけてるのは、可能な限り音を加工しないことです。
変にいじりすぎると後々、出したい成分が抜けていた、とかあるあるですし、その時良い、と感じてもそれは罠のケースが多いです。また、後々アレンジを洗いなおすと、途端に相性が悪くなったり、というケースもあります。最近はプラグインのアンプシミュも良いので、可能な限りそちらでの音作りにお任せしています。
後は気持ちよく演奏できる音を作りたいのであれば、モニター前にプラグイン挟めばよい話ですし、基本、ギターはヘッドフォンなしで録るので、ギターソロでなければ、さして気にならず演奏できます。
例外ですが、ギターソロは、意外と気に入った音を先に作ってしまってもいい気がします。ここは個性の出しどころなので、ミックスに泣いてもらう位のこだわりあっても良いかと。

個人的にギターメインの曲を作ることがあまりないので、オカズはシンセにお任せし、基本、パワーコード、カッティング、シロタマ弾きに徹してます。どちらかというと、ギターの歪んだ粗さが欲しいときに使う感じです。

大まかにはこんなところです。
管楽器に関しては書きません。あれは難しい。納得いけるレベルにアンサンブルを作れる自信もないし、音作りも自信がないです。むしろシンセブラスに頼る事のほうが多いです。いわゆるあきらめですね!うまい人いたらコツ教えてください。

一旦区切ります。次回はたぶんイントロについて。
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